建築に携わって12年が経過した。
私の経歴は、大手サブコンに10年勤務し現在の会社に。
所長を7年やっていたのである程度のお金の動きはわかる。
というかわかる。
利益率というものがあるが、あれば現場によって様々だった。
40%ということあるし、3%ということもある。
これは、今後のその取引先との関係によってかわる。
具体的には、九州初!など広告塔として成り立つ建物であれば
利益率が低くても受注(契約すること)してくる。
現場所長はもちろん金がないので嫌だがしょうがない。
会社の目算より利益率を下げることはできないので
下請け業者との関係はかなりシビアになる。
ただ、私のモットーは会社の利益率は確保し
業者さんの見積は、減額せずに契約をすることだった。
きれい事のようだが、結局コレが現場の修羅場になったときに
効いてくる。相手が要望してきたことに対し、YESと言っているのと
NOと言ってコチラからの提案を飲ませた場合では
相手の出方が違う。この人には借りがあると感じてくれる方が多く、
このキツイ時期なんとかしよう!と会社をあげて力を貸してくれる。
これがが逆にコチラからの金額で受けさせた場合、
「ほれ見ろ。金額をケチるから現場が大変になるんだ」
と残念ながら、他現場優先になってしまうこともある。
シビアな現場こそ業者さんを大切に。